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2024/11/18 (Mon)
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2011/08/05 (Fri)
「断食月」
Comments(0) | TrackBack() | 日々の出来事
この2週間温かい日が続きます。 朝が起きやすいのがなによりですが、 春先に現 れる変質者のような輩が昨日事件を起こしまし た。一昨日の午後、10代の女性が爆発物らしき ものを体に取り付けられ10時間がかりで無事取 り外されたそうです。実際は爆発物ではなかっ たらしいですが、怖い話です。

さて今週イスラム教徒の断食がはじまりまし た。 私のクラスでも中東出身者がいるので自然とこ の話題になりました。

私がいたマレーシア、インドネシアもインスラ ム教の国々で、1日に何度となく流れてくるスバ ヤン(お祈りの時間ですよと知らせる音楽?!) で朝起こされていました。 インドネシアでは断食をプアサといい、レバラ ン、ラマダン、イドゥルフィトゥリといったこ れらの言葉はこの時期頻繁に聞きます。ラマダ ンは断食月をいい、レバランは断食明け、イ ドゥルフィトゥリは断食明けのお祭りをいいま す。(・・だと解釈してます。。) 断食と 言っても完全に食を断つわけではなく、日の出 から日の入りまで、飲料と食事を一切しないこ とを指します。厳格な人はツバを 飲み込むこと もしません。なので日中ツバを吐く人を見かけ るとあまりいい気分にはなれませんでした。

困ったことは日中に店を閉める所が多いた め、食事をするところを探すのが大変でし た。また比較的ゆるやかな宗教観のインドネ シアでもこの時期のお酒の売買は厳しく、日 本食料理屋でもこの時期はお酒を出すことを 控えています。ムスリムでない人もなにかと 影響します。

このラマダンが開けるとそれまでの気分から 解放されるのか、みなお金を使い始めるた め、車や家電、レストランなど多方面での経 済効果がみられ製造業はそれを計算し7月8月 の生産数を上げています。ただここに矛盾が でるのですが、断食する人にとっては日中し かも暑い中働くのは大変で、特に最初の一週 間はきついらしく、仕事の稼働率や生産性が 落ちるため会社としてはいろいろと問題はあ るようです。シドニーは冬なのでその点では 過ごしやすいかもしれませんね。

イスラム教関係のイベントはまだ聞きません が、おそらく9月にいろいろと面白いことが あるのかと期待しています。最近はインド系 の集まりの話はよくきき、今週末パラマタの 公園でなにかイベントがあるようで、おいし いものが食べられるかもしれないので見てこ ようかと思ってます。
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