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「円安」
このところの円安はあまりにも早すぎて対応しきれません。

リーマン・ショックで急激な円高になった頃のように、急激に円安が進行しています。どこかで落ち着くとは思うのですが、それがいつなのか。気がつくとAUD1=JPY99です。

2008年の円高の時は、マレーシアで自動車関係の製造業の営業として仕事をしていて、急激に下がった為替の関係でもらえるはずだった仕事が見合わせになった経験があります。結局は想像以上に円高の期間が長かったので、インドネシアで工場を増設・新設する会社が増え、仕事としても上向きになりましたが、2009年はかなり静かでした。

いまオーストラリアの製品を日本に販売していますが、この円安でキャンセルも発生し、去年のこの時期の半分以下です。為替の状況は真逆ですが、おそらくしばらくは見合わせられる気配です。しかも円安なので、これまでの価格より20%ぐらい割高に感じられていると思います。

ある時期まで観察して、それ以上に売上がでなければ今年は完全に様子見でおわるかも。。。かなり不安です。


日本の経済が復興するならばいいですが、実際はどうなるのでしょう？
大手企業がボーナスを大盤振る舞いしているそうですが、いっときの収入では景気は良くならないと思います。ベースがあがらないと思い切ってローンを組むような大きな買い物もしないですし、円安で喜ぶのは輸出産業で一般消費者にとってはほとんどの製品が海外からきているので値上がりは必死。結局、毎月の収入が安定して増えないとまだ安心できないと思います。

あと最近よく話題に出るTPP。自分が思うには一般的な海外からくる製品の関税はとっくにゼロ円になっていると思うので、ある一部の産業が助かる程度ではないでしょうか。消費税が増税されるので消費者はその恩恵を感じることは少ないと思います。

いずれにしても時間がかかることなので、しばらくは様子見です。ただ、12月までにある程度売らないと。。。

ちなみにAUD1がほとんど100円なので、日本の化粧品を買ってくるように言われ、うちの奥さんには良かったようです。そうかぁ、日本の製品を輸入すればいいのか！なんか面白いことがあればいいなと思ってます。