忍者ブログ

2024/11/17 (Sun)
「[PR]」
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



2011/06/15 (Wed)
「苗字のはなし」
Comments(0) | TrackBack() | オーストラリアのこと
私達夫婦は別姓です。オーストラリアでは一般的に認められているようです。

これについては特に問題になることはなく、結婚前に奥さん(当時は彼女)から「名前を変えたくない」と言われ、「たぶん、そういう文化なんだろうなぁ」と思い、「問題ないよ」と答えました。私自身、この「苗字」の文化に慣れてしまったのかもしれませんが、こちらの生活においても特に問題ありません。

私が東南アジアで生活していた頃、この「苗字」でカルチャーショックを受けたことがあります。
日本では結婚した者どうしが同じ性を名乗ることが一般的ですが、もしかするとそれは西洋文化の影響かもしれません。明治の初めまでは苗字のない人が結構いたようですし。中国、韓国では同姓を名乗らない夫婦は一般的でその流れが東南アジアに住む中国系にも受け継がれています。またマレー人やインドネシア人は苗字がありません。基本的には父親の名前が子供の苗字に相当するらしいのですが、人によっては苗字のない人もいます。パスポートやいろいろなIDなど、Family Nameを記入する欄はどうしているのか。。。インドネシ
アでは自由に名前が変えられるらしく、自分で作った苗字を当てる人もいるようです。


そういった国に住んでいたので、インドネシアと中国のバックグラウンドを持つ奥さんが「名前を変えない」と言っても構いませんでした。また姓を変えると公的機関や銀行やらの氏名を変更しなくてはいけないので大変ですよね。ただ日本で婚姻届を提出したとき、相手の苗字についての記入欄はなく名前だけの記入だったので、日本の戸籍上では彼女は私の苗字になっていると思います。(確認してませんが。)

以前 インド哲学の先生から聞いた話を思い出しました。
「あなたは田中さんですか?」
「いいえあなたは田中さんではなく、あなたの体についている名称が田中さんなんです。」

「あなたはアートマ(魂)で、それには名前はありません。」
この話を始めると長くなるのですが、仮に私がこの先「田中」と名乗っても、私自身が変わるわけではないということです。

話は脱線しましたが、別姓の話でした。
(オーストラリアでも名前の変更はできるようです。)
PR


トラックバック

トラックバックURL:

コメントを投稿する






<< 洪水  |  ホーム  |  道路など運転に関すること >>